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2026/05/18 17:00

SOMOSOMOアルティメット ミキ「このグループは私の人生そのもの」「 横アリで終わらせないことが私の夢」はじまりのメンバーとしての覚悟~アイドルが天職だった主人公の成長物語

 横浜アリーナでのワンマンライブを目標に掲げ、日々「全身全霊で、はしゃぎ倒す」 をコンセプトに活動しているアイドルグループ・SOMOSOMO(ソモソモ)。今春、7人から6人体制となり、7月8日(水)東京・EX THEATER ROPPONGIでの7周年記念ワンマンライブ【ROPPONGI PARTY NIGHT】を控える大きなターニングポイントで、各メンバーの今抱える悩みから今後のヴィジョンに至るまでの心境を独自取材した。

 今回の記事では、その第一弾としてアルティメット ミキにフォーカス。SOMOSOMO結成きっかけとなったオリジナルメンバーであり、SNSに公開してきたセンセーショナルな動画でバズりながら、SOMOSOMOに関わってくれたすべての人々を幸せにするべく、熱く真剣にライブ活動に全力を注いでいる。そんなグループの中心人物的な存在である彼女のアイドルとしての価値観も含め、本人の言葉とともにそのルーツや特性、魅力をここで紹介していきたい。

 なお、前述した彼女のストーリーについては、YouTubeチャンネル『アルサカ - アルティメット酒場語り』にてがっつり語られているので、そちらも併せてご覧頂きたい。

※SOMOSOMOアルティメット ミキ【新番組】初回から衝撃発言!? 数千組を取材した男と現役アイドルが酒場で本音語り!【アルサカ #1】
https://www.youtube.com/watch?v=iZN1ZNS1lnY&t=13s

<7人で活動していた3年間~ムードメイカーの卒業、今のSOMOSOMO>

 今現在は7人から6人となった体制で活動しているSOMOSOMO。アオイ アオネの卒業が決まり、6人体制最後のライブを行う日までどんな気持ちで過ごしていたのか。7人で活動していた約3年間は彼女にとってどんな期間だったのか。今のSOMOSOMOはどんなモードで活動しているのか。まずは近況含めここに至るまでの心境の変遷について話を訊かせてもらった。

 ミキ「SOMOSOMOは新メンバーが入ったり、誰かが卒業したりを繰り返してあの7人の体制に辿り着いたんですけど、辞め方って人それぞれで、自分の中で腑に落ちていないというか、前を向いて辞めていくメンバーの背中を押すような状況じゃないことがほとんどだったんです。でも、アオネから卒業することをメンバーやスタッフさん全員に告げられたときは、辞めたあとの未来もしっかり見ている感じがすごく伝わってきて。すごく前向きだったんです。もちろん「辞めてほしくないな」とも思ったんですけど、それ以上に「アオネが選んだ次の人生を応援してあげたいな」と思えたんですよね。ちゃんと自分の中で理解して「背中を押してあげたいな」という気持ちがすごく大きくて、それは初めての感覚でした。約3年間という長い期間一緒に過ごしてきて、すごく頑張っている姿を見てきたからこそ「きっとアオネはやりきったから、卒業という選択肢が出てきたんだろうな」と思えたし、全然ネガティブな感覚にはならなかったんです。もちろんファンの人は寂しいだろうし、ウチらも失うものは大きかったんですけど、それでもアオネの希望を叶えてあげたいなと思いました。

 2023年の春にアオネはマイ(シャンシャン マイ)とチヒロ(トマラナイ チヒロ)とSOMOSOMOに加入したんですけど、3人も一気に入ってくるのは初めてのことだったので、元々いた4人とその3人のギャップをどう埋めるのかが当初の課題だったんですよ。私はわりと厳しく接していたから「ミキさん、怖い」って思われていたみたいだし(笑)。でも、そのギャップを「これはこうするべきだよね」ってちゃんと何度も話し合いながら埋めていって、その結果として私自身も「もっとこうすべきだったな」と反省しながら成長することができました。それまでのSOMOSOMOは初期メンバーとプロデューサーのサカイさんと内側で方針とか固めていたグループだったので、外から見たら普通じゃないことが普通になっていたり、いろいろ問題もあったと思うんですよね。でも、アオネ、マイ、チヒロが加入してくれたことによって新しい空気が入って「あ、これはダメなことだったんだ」と気付いたりして、いろいろ改善することができた。なので、学びの多い期間だったなと思います。

 その7人体制を終えて、6人体制での活動がスタートした当初は、やっぱり「期待に応えられなかったらどうしよう?」というプレッシャーが大きくて。ファンのみんなは3年間、7人のSOMOSOMOを観てきていたから、6人になっていきなりパワーダウンしたらがっかりさせちゃうし、「それで応援してくれなくなったらどうしよう?」と思って。だからこそレッスンとかもすごく頑張ったし、まず6人になって1発目のライブは今のSOMOSOMOがみんなにとって希望になれるように、期待してもらえるようにしなきゃいけないなと思っていました。ただ歌割りやフォーメーションが変わるだけじゃなくて、アオネの存在がいろんな面で本当に大きかったからこそ、その穴を補うだけじゃなくて、6人それぞれが120%、130%のエネルギーでやっていかなきゃなって。」

 メンバーの卒業をただの悲しい別れで終わらせず、それすらも糧や燃料にして活動していけないとアイドルグループは衰退してしまう。メンバーもファンも「あの子がいたときのほうがよかったな」と思ってしまうような状況になったら明るい未来はない。ましてや、SOMOSOMOは大きなワンマンライブも控えている。ゆえに「今の体制のほうがすごい」と思わせなきゃいけない彼女たちのプレッシャーは大きかったことだろう。

 ミキ「7月8日にEX THEATER ROPPONGIでの7周年ワンマンライブ【ROPPONGI PARTY NIGHT】があるんですけど、それまでの期間が短いなと思っていて。組織って完成するまで結構時間がかかるじゃないですか。メンバーがひとりいなくなるだけで役割や立ち位置がみんな変わってくるから。それまでにこの体制でのライブも今まで以上に仕上げていかなくちゃいけないし、その為にはメンバー同士はもちろん、いろんな人との関わりを上手く整えていかなきゃいけない。それっていちばん時間がかかることだと思うんですけど、それを短期間で如何に気持ちを伝え合いながら成立させるか。これが今はいちばん重要だと思っています。

 卒業したアオネが天真爛漫な溌剌とした性格で、みんなのテンションを上げてくれるような子だったんですよ。他のメンバーがじめついているわけじゃないんですけど(笑)、アオネがいなくても一致団結してアホみたいにテンションを上げていかなきゃいけないなと思っていて。それをライブとかで目に見える形でどんどん出せるようになっていきたいですね。SOMOSOMOは個性をすごく大事にしているグループなんですけど、こういう時期だからこそ、ひとつになることも大事だなって思っています。」

<横浜アリーナは目標、夢はSOMOSOMOを続けていくこと>

 会社でも何でも長く団体活動を続けていく為には、良い距離感が重要視されるわけだが、それこそEX THEATER ROPPONGIや横浜アリーナといった明らかに成功or失敗を突きつけられるワンマンライブに向けて走っていこうとしたときに「良い距離感を保ちながら」だと成立しないこともある。ゆえにひとつになることが大事になっていくわけだが、そこの調整が上手くいったグループは、そのムードがそのままステージに反映されるし、それを観たファンは一緒に青春を体感しているような感覚になれるし、そういうライブを積み重ねていくと自然と人が集まり、より大きな会場でライブができるようになる。ハロプロで例えれば、モーニング娘。という圧倒的な伝統の先輩グループが存在する中で、アンジュルムはその一体感=青春感で自由度の高いグループとしてブレイクを果たしたし、WACKで例えれば(ミキも大好きな)ギャンパレ(GANG PARADE)の人気が急上昇した時期もその青春ムードは爆発的だった。

 ミキ「SOMOSOMOは7年やってきていますけど、まだまだ続きそうな予感がすごくするじゃないですか。それってSOMOSOMOも仲の良いグループだし、それをファンのみんなもなんとなく感じているからだと思うんですよね。ということは、SOMOSOMOもアンジュルムさんやギャンパレさんみたいになれる可能性はあると思うし、そうなる為にも今まで以上に爆発的な一体感を生み出せるようになっていきたいですね。」

 そんなSOMOSOMOの中でアルティメット ミキは今現在、どんなアイドルになっているのだろう。また、かねてより目標として掲げている横浜アリーナに立つ頃には、どんなアイドルになっていたいと思っているのか。話を訊いてみたところ、彼女の夢はまた別にあることが浮き彫りになった。それはSOMOSOMOを愛しているミキらしいものだった。

 ミキ「今、どんなアイドルになっているか……グループ愛の強いアイドルかな。SOMOSOMOは作詞もメンバー全員でしているし、大きい事務所じゃないからこそ「自分たちでこのグループを育てているんだぞ」と思えるグループなんですよね。その過程をファンの人たちも見て応援してくれているはずだから、自分がいちばんSOMOSOMOを好きでありたいし、実際に好きなんですよね。だから、例えば、今、SOMOSOMOが突然なくなっちゃったら、私は人生のどん底まで落ち込んじゃうだろうし、実際に事務所が独立する前の活動休止期間(2022年9月~12月)は本当に何にもできなくて、絶望の淵にいたし。もうアイドルに復帰できないと思っちゃうぐらいの状態というか、人間すらも辞めそうになる寸前だったんです。生きる理由をなくしてしまった。それぐらいこのグループは私の人生そのものだし、すべてなんですよ。

 二丁目の魁カミングアウトのミキティー本物さんがツイートしていたんですけど、メンバーの幸せやずっとグループが続くことは夢ではあるけど、ワンマンライブを成功させることとかは目標。みたいな感じで、夢と目標の違いを説明されていたんですよね。それまで自分の中では、横浜アリーナが夢だったんですよ。叶うかどうかは分からないけど、挑戦したい夢として掲げていた。でも、そのミキティーさんのツイートを見て、それまで自分のツイッターのプロフィールに「夢:横浜アリーナ」と書いていたところを「目標:横浜アリーナ」に書き換えたんです。なので、今の私にとっての夢は横アリじゃなくて、横アリに立ってもSOMOSOMOを続けていくこと。アイドルを辞めてしまうのって、微妙な立ち位置にいて、いつまでもアイドル1本で生活できないから……というケースも多いと思うんですよ。でも、横アリに立てている頃にはライブにたくさんの人が来てくれているだろうし、ライブ以外のお仕事も何かしらいただいていたりして、今よりもっとアイドルという職業が楽しくなっていると思うんですよ。横アリでワンマンができているということは、ファンの人も数万人いてSOMOSOMOが売れているわけだから。そこでSOMOSOMOを終わらせてファンの人も悲しませたくないし、横アリの先はもっと精力的に活動できると思うし、SOMOSOMOをその状況にすること、SOMOSOMOを終わらせないことが私の夢です。

 その為にも、SOMOSOMOにリーダーはいないんですけど、自分がはじまりのメンバーではあるから、いつまでもSOMOSOMOにおいて何かしら最初に気付けたりとか、最初にみんなの進む道を示せるような存在ではありたいですね。自分がSOMOSOMOを始めて、そこにメンバーが集まってくれたときに大事な青春時代を奪ったじゃないけど、大事な時間を捧げてくれるんだから頑張んなきゃと思えたんですよ。その意識はずっとあって、きっとそれはこれからも、横アリに立ったあとも変わらないと思います。あと、最近「売れたいマジで!」という曲のアオネのパート「ああ 魂だけ見失わず生きたい でも 顔が良いだけでバズりたい 一瞬で人気と金欲しい」を引き継いで歌っているんですけど、これって私が日頃思っていることでもあるし、自分はSOMOSOMOのダイレクトな想い=言葉を音楽に乗せて歌う人でありたいなと思って。まるでみんなに話しかけているかのように歌い叫びたい。それを機に他の曲でも、SNSに書くことであっても、ちゃんと自分の想いをみんなに伝えられる人になりたいんです。」

<アイドルだけ長年続けてきた理由~苦しさもワクワクする青春中毒>

 アルティメット ミキはインフルエンサー的な動きで幾度となく動画をバズらせてきた実績があるし、YouTuberやTikTokerとして生きていく道を選択してもおかしくなかったストーリーを持っている。また、ステージに立つ人生を歩んでいくにしても、バンドやシンガーソングイライター、アイドルでないダンス&ボーカルグループなどいろんな選択肢があるわけだが、その中でもアイドルだけを7年間にもわたって続けてきた理由とは何だったのだろう。

 ミキ「私はまず友達に「アイドルやろう」と誘われてセルフプロデュースアイドルを始めたんですけど、それまではアイドルってそんなに手軽になれるって知らなかったんですよ。で、私たちは曲をつくっていたんですけど、なくてもカバーでアイドルはやれるし、私たちは衣装もつくっていたけど、Tシャツとヒラヒラのスカートがあればアイドルはやれる。あとは、イベンターさんらしき人にメールすればライブには出られる。それだけでアイドルってなれてしまうじゃないですか。なので、簡単な入り口がアイドルだった。それだけだったかもしれないですね。最初に注目してもらえたきっかけの動画も自分で手軽に撮ってネットに上げられる環境が整っていたからだし。でも、アイドルとして活動してきた理由として、ひとつ強い意志があったとするならば、私はステージに立ちたかったんです。だから、動画がバズってもYouTuberやTikTokerとして生きていこうとは思わなかった。

 小さい頃から「芸能人になってみたいな」とは思っていたし、学校の行事で演劇とかやるのも好きだったし、中高で吹奏楽部にも入っていたので、そこでステージに立つ喜びは知っていたんですよね。ネットに何か投稿するような職業でも人とは繋がれるけど、私はライブでリアルに人と繋がりたかったんですよ。だから、私にとってアイドルになったのは必然的だったのかなって。この7年、活動休止という抗えない期間はあったし、アイドルを続けられないかもしれないと絶望した時期はありますけど、自分から「もういいや」と思ったことはないし。アイドルが過去を振り返るときに「苦しいこともたくさんあったけど、楽しい思い出もいっぱいで、良いアイドル人生でした」みたいなことをよく言うじゃないですか。でも、私は「苦しいこともたくさんあったけど」を忘れちゃうんです(笑)。何かやらされることも好きなタイプというか、試練を乗り越えることにワクワクしちゃうタイプだから、みんなと「苦しい」の受け取り方が違うというか、それすらも良い思い出になっちゃうんです。」

 アルティメット ミキは青春中毒なのかもしれない。例えば、高校球児は甲子園を目指して苦しい訓練に長い時間を費やし、それを共有した仲間たちと試合で勝ったり負けたりしながら、そこで得た喜びも悔しさも糧にして強くなっていく。彼女はその青春にいつまでもワクワクできるタイプだからこそ、苦しみさえも良い思い出のひとつにできてしまう。それをいつまでも続けていたいタイプだからこそ、7年経っても夢や目標を諦めずギラギラした表情で歌い踊り続けられているのだろう。そう考えると、アイドルはミキにとって天職と言える。

 ミキ「長年続けてきて成功体験もしているだけに、苦しいことがあってもすぐその先に光を見出せちゃうんですよね。それを乗り越えた先に楽しいことが待っていることを知っているから。あと、アイドルってどんな自分も受け入れてもらえる職業だと思っているんですよ。普通に生きていたら、ちょっとヘンだと思われるようなところも個性として面白がってもらえたり、好きになってもらえたりするじゃないですか。みんなと同じようにしなくてもいい。アイドルになる前は見た目とか、学校の成績とか、人と比べて気にすることが多かったんですけど、今は「自分は自分だし」と思えるし、ありのままの自分でいられる。だから、アイドルになってよかったです!」

 その天職であるアイドルを続けていく為にも、いつか横浜アリーナに立ってSOMOSOMOを長く続けていく為にも、EX THEATER ROPPONGIでの7周年ワンマンライブ【ROPPONGI PARTY NIGHT】を成功させることは重要となる。では、今、何をするべきか。

 ミキ「今までもワンマンを成功させる為に、ファンを増やす為に頑張ってきたSNSでの発信。これがSOMOSOMOはあんまり得意じゃなかったんですけど、EX THEATER ROPPONGIでのワンマンに向けて一歩踏み出せたんですよ。自分だったら、ヘン顔とかヘンな写真を投稿するサブアカウントをつくったり(笑)、新たにYouTubeアカウントもつくって動画を公開したり。その一歩は踏み出せたので、そこからちゃんと実らせていく作業をしていきたいなと思っています。あとは、メンバー同士の繋がりを大切にして意見交換とかもっとしていきたい。6人での初ライブの前にミーティングをする機会があったんですけど、まだまだ他のメンバーに対して分かっていないことが多いなと感じたんですよね。それは私が受け取れていないだけじゃなくて、まだ発信さえもできていない場合もたくさんあって。だから、ミーティングだけじゃなくて日常的にちょっとでもSOMOSOMOのことについて話したり、メンバーのまだ知らない部分を聞いたりしながら、眠っている魅力を引き出し合ったり、グループの一体感をより強くしたりしていきたいなって。それが上手くいったら、EX THEATER ROPPONGIに来たい人も増えるだろうし、そこでのライブもより進化したものが見せられるんじゃないかなと思っています。」

 グループで活動していても、知らないと活かしようのないメンバーの魅力というものはたくさんある。自分で「私はこうです!」と言ってしまうと角が立つけど、まわりのメンバーが言うことで面白がられたり、それがきっかけでファンも「たしかに、○○ちゃんはここが面白い!」と世に広めてくれたりもする。ひとりでは成立させられないものもグループであれば成立させられる。それに気付いていくことは、グループにとっても、メンバーひとりひとりにとっても何より重要であり、きっとSOMOSOMOはここから更なる覚醒を見せていってくれることだろう。

 ミキ「自分も結構ひとりで行動しちゃうタイプだったから。でも、みんなの話を聞きながら紐解いていくと、実は他のメンバーも同じことを思っていたパターンってすごく多くて。そういうときに「だったら、この子に頼ればよかったな」って思うんですよ。なので、自分ひとりで思い詰めてしまう時間を少なくして、みんなの思っていることをみんなと共有して、一緒にいろいろいっぱい考えていきたい。絶対にそのほうがライブ自体も楽しめるし、おんなじ気持ちでステージに臨めると思うし。あと、メンバーひとりひとりのことがちゃんと分かれば「ここは彼女の個性だから、もっと伝えていいんだ」とか「ここはイジってあげたほうが人気出そうだな」とか見えてくると思うんですよね。私のことはコトコ(ゴゴノ コトコ)やヒヨリ(コモレビ ヒヨリ)がいろいろイジってくれるんですけど、それがあると私も調子に乗ってヘンなことができたりするんです。それぐらいメンバーの手助けっていつも有難いから、そこも意識して強化していきたいです!」

<いつか完結するときはハッピーエンドにしたいです!>

 アイドルシーンにおいて成功する為には、抽象的だが、面白いグループ、魅力的なグループと思わせることがすべてと言っても過言ではない。それが爆発的に表現できているグループは爆発的な人気を得ているし、上手くできていないグループは人気が伸び悩む。もちろん楽曲の力も重要ではあるが、物事には順番がある。今、例えば(ミキも大好きな)Perfumeの音楽ストーリーにおける「ポリリズム」的な名曲をSOMOSOMOが生み出したとしても、NHKで大々的にオンエアされたり、木村カエラのようなポップアイコンに「SOMOSOMOが凄い」とフックアップされる可能性は低い。しかし、ミキが話していた通り、メンバーひとりひとりのまだ眠っているキャラクターの覚醒を成し遂げ、グループ全体の高いレベルでの一体感=爆発力が手に入れられれば、既存曲の中でも注目を浴びて大ヒットするナンバーが出てくるかもしれないし、EX THEATER ROPPONGIのみならず、横浜アリーナでのワンマンライブ成功の可能性も十分に見えてくることだろう。

 ミキ「SOMOSOMOにとって横アリはまだ遠い場所。大体半年ごとに大きいワンマンライブをやらせてもらってはいるんですけど、横アリは大きすぎて直接的に何をしたら辿り着けるのか。今はまだそれを見出すのが難しい。ということは、ひとつずつ段階を踏んで考えていかなきゃいけないし、身近な目標設定をひとつずつクリアーしていかなきゃいけない。その道中で私たちは成長していくから、その段階を積み重ねていった先に横アリが見えてくるんだろうなと思っています。というか、見えてほしいと思って今は頑張っている最中ですね。まだ空想の世界でとどまっている横アリを形として捉えていく作業をもっともっとしていきたい。

 なので、その中で7月8日のEX THEATER ROPPONGIワンマンは超重要だと思っています。Zepp Shinjukuワンマンはリベンジとして2回目にやって埋めることができましけど、今回またリベンジしなきゃいけない状況になったら、横アリはさらに遠退いていくことになっちゃうので。なので、今回ここまで話してきたことをしっかり形にして、ファンやまだファンになっていない人も含めたみんなにも「絶対に行きたい!」と思ってもらえるグループにしたいなと思っています!」

 初めて彼女に会ったとき、グループの特攻隊長的な主人公ポジションを担うメンバーだなと思った。それは今も変わらないのだが、2026年春現在のアルティメット ミキはグループ全体のことを誰よりも考えられるリーダータイプになっていた。SOMOSOMOが大好きだから、SOMOSOMOに関わってくれたすべての人にSOMOSOMOと出逢ったと思ってもらいたい。その為なら、性格的に本来得意じゃなかったことも率先して行動に移し、みんなで夢も目標も叶えたいと思っている。かつて私が取材してきたレジェンドと今言われるアイドルの多くは、この姿勢を最後まで貫いてきたアイドルだった。というわけで、最後に「いつかSOMOSOMOでの活動を、アイドル人生を完結させるときが来るとして。そのときに自分はどんな存在になっていたいなと思いますか?」という質問をしてみた。

 ミキ「SOMOSOMOのおかげで、アルティメット ミキのおかげで、あの時期たのしかったよ!」って笑って振り返ってもらえるような存在になっていたいです。アイドルの応援の仕方って人それぞれで、夢中になりすぎて苦しくなる人もいれば、半年に1回会いに来てくれるぐらいのテンション感で楽しんでいる人もいると思うんですけど、どんな応援の仕方でもいいから、ちゃんと「たのしかった!」ってただ思ってもらえる思い出になりたいです。自分も好きだったアイドルグループが解散したり、同じ時期に一緒に頑張っていたアイドルグループの解散もたくさん見てきたけど、ハッピーエンドってやっぱり少なかったんですよ。それで、ファンの人たちをやりきれない気持ちにさせちゃうのっていちばん可哀想じゃないですか。それはイヤだから、ちゃんとみんながしあわせになる終わり方には絶対にしたいですね。私の好きな苺りなはむさんのCY8ERは、日本武道館で夢を叶えて完結したじゃないですか。だから、SOMOSOMOもいつか完結するときはハッピーエンドにしたいです!」

取材&テキスト:平賀哲雄

◎イベント情報

7th ANNIVERSARY ONE MAN LIVE【ROPPONGI PARTY NIGHT】
2026年7月8日(水)東京・EX THEATER ROPPONGI
OPEN 18:00 / START 19:30
各メンバー別VIPチケット:30,000円
一般チケット:3,500円
後方チケット:1,500円
https://ticketdive.com/event/SOMO2PARTYNIGHT

◎SOMOSOMOオフィシャルサイト
https://somo2.hasyagejp.com/

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